最新研究
- 第5世代セルラネットワーク (5G)
- ミリ波オーバーレイヘテロジニアスネットワーク
- プリフェッジングを用いたミリ波エッジクラウド
- ミリ波メッシュネットワーク
- 動的ミリ波メッシュネットワーク
- SDNに基づくテストベットの構築
- ワイヤレスセンサネットワークとその応用
- 自律走行ロボットに基づく位置指紋
- 無線電力伝送により動くバッテリレスセンサ
私たちは、従来のマクロセルのカバレッジ内にミリ波スモールセル基地局を配置した、ミリ波オーバーレイヘテロジニアスセルラネットワークという新しいアーキテクチャを提案しています。この研究では、ウルトラブロードバンドmmWave通信とマルチアクセスエッジコンピューティング（MEC）を組み合わせたミリ波エッジクラウドという新しい概念の導入も試みています。
5Gミリ波エッジクラウドの実現可能性を示す為、ユーザー端末中心のエッジコンテンツ配信システムを構築および実装を行なっています。このシステムでは、 Software Defined Network (SDN) により有効化させるミリ波メッシュバックホールネットワークでの動的経路探索を介して、ユーザー端末のコンテキスト情報(位置、モビリティなど)に合わせたコンテントサーバーの動的再配置が行われます。
5G通信ネットワークはミリ波オーバーレイヘテロジニアスネットワーク（HetNet）による拡張モバイルブロードバンド（eMBB）サービスを支える技術として期待されています。しかしながら、（光ファイバなどの）ケーブルを介したバックホールリンクは非常に高価となります。そのような問題を克服するため、ミリ波メッシュバックホールネットワーク（MMBN）を提案しました。
ドローンと高度なワイヤレス技術の組み合わせにより、多くの有望なアプリケーションが開発されています。その中でも、ドローンを使用した超高解像度の映像監視システムが注目されており、当研究室では、60GHzミリ波通信を用いたドローンによる超高解像度の非圧縮ビデオのリアルタイム伝送監視システムを提案しました。
ミリ波 V2X 通信は 自動運転を可能にするためにもっとも重要な役割を担っています。ミリ波V2Xを介して、近くの車両や路肩にあるインフラとリアルタイムでセンサ情報を共有することにより、自動車の自動運転の安全性は大幅に改善されます。
私たちは、自動運転のためのミリ波V2Xの不可欠性を分析し、実際の運転環境で概念実証テストベッドを構築しました。
私たちはキャリアシフトダイバーシティを用いたマルチポイントワイヤレスエネルギー伝送（WET）によってバッテリーレスセンサーノードを動かすワイヤレスグリッドを提案し、実際のオフィス環境でシステムを実装しました。また、未来のスマートビルディングやIoTネットワークにおけるバッテリレスセンサのアプリケーションとして、バッテリレスコントローラによって制御させる自動照明システムを構築しました。
